初めてのホーチミン滞在記_5日目【ベトナム】

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5日目、12/14の朝。
明日は早朝フライトのため、実質的に今日が最後の滞在日となる。
日曜日ということもあり、今日も観光に出ることにした。
とはいえ先述の通り、明日はかなり早い。
今日のうちに、ある程度荷物をまとめておこうと思う。
なにせこの宿には4泊もしているので、それはもう酷い有様になっているのだ。

まずは現地の方にいただいたお弁当を朝食にいただく。
いよいよ何かわからない見慣れないものが沢山入っている。
このふわふわした毛糸のようなものはなんなのだろうか。。。

身支度を整えて外へ出る。
最初の目的地は、ダラットワインを買うための酒屋だ。
昨日も歩いて探してみたものの見つからなかったのだが、バーのスタッフが売っている店を教えてくれた。
やはり旅先では、バーで情報収集するに限る。

酒屋へ到着すると、何やら張り紙があって施錠されているではないか。
これは定休日または臨時休業か?と思ったが書いてある内容を翻訳すると、「外出中だが、5分ほどで戻るので連絡してほしい」とのこと。
電話は使えないので、ベトナムで広く使用されているアプリ「Zalo」で連絡を入れてみる。Zaloは日本でいうところのLINEのような存在だ。
数分もしないうちに「5分で戻るから待っててくれ」といった返信が届いた。
5分経過しても店主は現れなかったが、このあたりは現地の感覚なのだろう。
しばらくすると店員さんが戻ってきて、鍵を開け、中へ入れてくれた。
無事に2本のダラットワインを入手。感想はまた別の機会に紹介できればと思う。

その後はMAROUのチョコレートを買いに行ったり、再びベンタイン市場で買い物したりする。

一時期話題になった例の「あれ」も置いてあったが、まぁあれなのだろう。
観光客相手にはなかなか強気な価格が提示されると聞いていたので、交渉しながら買い物したもののあとで同じような商品をコンビニで見かけたときに値段差に思わず驚いてしまった。
交渉したとはいえ、しっかりふっかけられていたのでいい勉強になったなと思う。
ちなみにベトナムでは飲食店に行くと水のような感覚でジャスミンティーが出てくるお店が多い。
それが実に美味しくてお土産に買おうと思ったのだが、そのジャスミンティーがコンビニの約4倍だったのだ。
半額で交渉したとしても充分利益になっているのだろうなと思った。
また、あるブランドのあれな商品を眺めていると、最初「350,000ドン」と言われ、交渉すると「300,000ドン」そして帰ろうとすると「わかった!250,000ドン!いや、100,000ドン!」と言われ、さすがに買う気が失せてしまった。
色々と強烈な一面はあるが、品数や店舗数などは圧巻だ。
ベンタイン市場は、ぜひ一度は足を運んでみてほしい場所だと思う。

一度宿に戻り、夜の約束まで部屋で作業をして過ごすことにした。
今夜は香港料理の店に行くらしい。

現地の方に人気のようで、店内はとても混雑していた。
焼売のようなものや炒飯らしきものなど、どれを食べてもなかなか美味である。炒飯は例によって細長い米だったので、改めて日本の米が恋しくなった。

最終日の夜は、Vinhomes Central Parkに足を運んでみることにした。

総戸数1万戸という巨大プロジェクトらしく、もはやマンション開発というより一つの街が丸ごと作られている印象だ。
81階建てのランドマークは、まるで富の象徴のようにそびえ立っている。
ビングループ、恐るべしである。
夜風に当たりながら最後の333ビールを飲み、川辺をゆっくりと散歩してから宿へ戻った。

こうして、5日目が静かに終わる。

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