初めてのホーチミン滞在記_6日目【ベトナム】

Author:

6日目、12/15を迎えた。今日が最終日だ。
早朝4:50頃、ホテル前にタクシーを呼んで空港へと向かう。
ちなみにこのホテル、夜帰ってきてもいいのだが防犯の為にシャッターを下ろしていて、シャッターの目の前に布団を広げてスタッフさんが寝ている。この日の朝もスタッフさんの横を通りながら外へ出た。

空港に到着すると、早朝だというのに実に大勢の人がいた。荷物の預け入れと出国審査を終え、最後にコーヒーを飲んで出発を待つ。

ちなみにベトナムで飲んだコーヒーはどの店もとにかく甘かった。ブラックを注文しても甘い。何かしら甘い成分が必ず入っていた。

現地時間の7:50に出発。
早朝からジンのロックを注文し、帰りこそ寝ようと思っていたのだが結局眠れずだった。帰りは隣に大柄の外国人男性が座って、常に腕が触れていたのでそれどころではない。

お決まりの写真も撮っておく。帰りのフライトは5時間弱だったので成田には日本時間の15時頃着陸した。
成田エクスプレスで東京駅へ向かい、東京から新幹線で仙台へ。

無事に仙台駅に到着。もう19:30になっていた。
日本人らしく、帰国後最初の食事は「はま寿司」へ。
帰宅して25〜30℃の気温差と寝不足、移動疲れなどが重なり見事に風邪を引いたのであった。

記念になかなか見ないであろうスクショを撮っておいた。
こうして無事に帰国し、6日に渡るベトナム出張を終えた。

あらゆる場面において、日本語の話せる現地の方がサポートしてくれたらどれだけ助かっただろうと感じた。
ガイドやツアーではなく、あくまでも生活に寄り添ったサポート。
例えば、空港からホテルまでの移動に付き添ってくれること。
Grabの使い方を横で一緒に確認してくれること。
ローカルの食堂でメニューを説明してくれたり、注文を手伝ってくれること。
市場での値段交渉の空気感を教えてくれること。
コンビニでの支払い方法や、ちょっとした生活ルールをその場で教えてくれること。

どれも小さなことではあるが初めて訪れる国では、その一つ一つが大きな安心につながる。
言葉が通じない不安や、文化の違いによる戸惑いは、誰かが隣にいてくれるだけで驚くほど軽くなるだろう。
今回の滞在を通して、私は何度も現地の人の優しさに助けられた。
そして同時に、「もし最初から、日本語で最低限の意思疎通ができる誰かがそばにいたら、どれだけ心強かっただろう」と何度も思った。

観光名所を巡ることよりも、その土地の日常に自然に溶け込むこと。
それこそが、旅を「思い出」ではなく「体験」に変えるのだなと、今回のベトナム出張で実感した。
この実感こそが、後に一つの小さなアイデアへと形を変えていくことになるのだが、それはまた別の話である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です